記事

仮想通貨のレバレッジ取引とは?メリットとデメリットを解説

みつばち
みつばち
こぐまさん、レバレッジって知ってる?
こぐま
こぐま
みつばちさん、レバレッジはてこの原理のと同じで少ない資金で大きな資金を動かすことができる仕組みだよ。
みつばち
みつばち
てこの原理?
こぐま
こぐま
そう。実際に持っている資金を証拠金としてあづけることで、あづけた証拠金の何倍もの資金を動かせるんだ。
みつばち
みつばち
1万円でも10万分の暗号資産(仮想通貨)が買えるってこと?
こぐま
こぐま
そうだよ。
みつばち
みつばち
すごいね。じゃあすぐにレバレッジ取引をしないと損だね。
こぐま
こぐま
待って、みつばちさん。そんなにおいしい話ばかりではないのがレバレッジ取引なんだ。
こぐま
こぐま
多くの資金を動かせるってことは、勝っているときはいいけど、負ける額も通常よりも大きくなるから最悪破産ってことも。
みつばち
みつばち
えー、怖い。
こぐま
こぐま
なのでここではレバレッジ取引のメリット・デメリットを紹介するからしっかり勉強していってね。
みつばち
みつばち
ありがとう、こぐまさん。勉強します。

暗号資産(仮想通貨)取引をしていると必ずと言ってよいほど聞く言葉といえば「レバレッジ」ではないでしょうか。
暗号資産(仮想通貨)での取引を行っている人だけでなく、FX取引を行った経験がある人でも聞いたことがあるはずです。
ただレバレッジ取引ってなんなの?メリットばかりでデメリットはないの?など疑問に思う人も多いはずです。
そこで今回は暗号資産(仮想通貨)取引におけるレバレッジとはなんなのかということやデメリットなども解説します。

Contents

レバレッジ取引ってどんなもの?

「聞いたことがあるのによくわからない」と感じている人も多いのではないでしょうか。
レバレッジ(Leverage)とは、経済活動において他人の資本を利用することで自分の利益率を上昇させることです。
それを暗号資産(仮想通貨)における取引に置き換えてみると、少ない資金でたくさんの暗号資産(仮想通貨)取引を行い利益率を高めるということになります。
つまりはてこの原理のような手法で、証拠金さえあれば今持っているよりも大きな金額分の取引を行うことができるというものです。
結果的に大きな利益に繋がるので、資金が少なく取引できないのではないかと思っている人は利用してみるのも1つの手でしょう。

レバレッジで取引することのメリットとは?

暗号資産(仮想通貨)でレバレッジで取引を行うことに意味があるのかと疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
暗号資産(仮想通貨)でレバレッジ取引が行えればかなり可能性を広げることができるのでよりたくさんの注文をしたり、取引が楽しくなります。

  • 大きなリターンが期待できる
  • 売り注文から入れる
  • 少額でも暗号資産(仮想通貨)取引ができる

など、たくさんのメリットがあるので紹介したいと思います。

大きいリターンを期待できる

少額しかもっていないにも関わらず、大きな金額で取引をしているのと同じ状態ですので、その分大きなリターンを期待することができます。
リスク分のリターンと言っても過言ではないでしょう。大きなリターンを狙った取引を行いたいという人はレバレッジ取引がおすすめです。

売り注文から入ることも可能

通常資金を増やすためには、買い注文を入れてから売りに入れるのが基本的な方法です。
そうすることで利益につなげてコインを保有するものですが、レバレッジ取引となると別です。
売り注文から初めて、価格が下がったときに買いを入れることで大きな利益を出すこともできるのです。
現物取引とはまた違った方法になります。

少額から暗号資産(仮想通貨)取引が可能

そもそもFXの暗号資産(仮想通貨)に利用している資金が少額の場合もあると思います。
ただ「少額すぎて取引できないのであれば意味ないかも」と一歩が踏み出せていない人もいるのではないでしょうか。
その問題をレバレッジは解決してくれます。
レバレッジを使った取引を行うことで少額からでも暗号資産(仮想通貨)取引を行うことができるようになります。
リスクはありますが、気軽に暗号資産(仮想通貨)取引に参加できる時代になりつつあります。

暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引にもデメリットはある

メリットばかりに見えるレバレッジ取引ですがそんなことはありません。
残念ながらデメリットも存在するので、紹介します。

  • リスクが高い
  • 損失額が高くなってしまう可能性がある

上記の点を解説していきたいと思います。

リスクが高い

レバレッジは少額資金の人にとってはかなりの救済措置のように見えるかもしれませんが、そればかりではありません。
取引所によっては高額のレバレッジを取り扱っているところもあります。大きなリターンを期待できて喜ぶ人も多いことでしょう。
ただし、リターンが多いのであればリスクも高まります。例えばレバレッジ4倍だった場合リターンも4倍ですが、逆方向にいってしまった時も4倍の損失を抱えるということです。
つまり、資金が一気になくなってしまう危険性も隣り合わせになっているのがレバレッジの特徴です。

損失額が高くなってしまう可能性がある

レバレッジを利用するためには証拠金が必要になります。それを下回ると自動的にロスカットしたり、取引できなくしたりとルールがあります。
また、価格の変動はいきなり起こるもので大暴落したり急激に上昇したりと様々です。
自分の思い描いている方向に伸びている時はもんだいありませんが、急激に自分と逆の方向に伸びてしまった場合は注意が必要です。
基本的にはロスカット機能がついているので、入金している部分で損失は相殺される仕組みになっていますが、あまりに急激すぎると遅れてしまうこともあります。
したがって大きな負債を抱えてしまう原因になりかねないのです。
ロスカットが少しでも遅れてしまえばレバレッジ分の大きな負債が残り、むしろ追加で支払う事態まで起こる可能性があるので注意してください。

さいごに

今回は暗号資産(仮想通貨)のレバレッジについて紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
レバレッジはとても便利な機能で、少額資金の人でも気軽に大きなリターンを狙うことができるので利用している人も多いです。
ただし、メリットばかりでなくデメリットもあります。資金が少ないからといって最大レバレッジばかり扱っていると大きな負債を抱えてしまう原因にもなりかねません。
暗号資産(仮想通貨)取引でレバレッジを利用する時は、よく考えながら上手に取引にいかしてみてください。
そうすれば暗号資産(仮想通貨)取引の可能性をもっと広げてくれるはずです。