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本当にあった仮想通貨事件の概要とその後を徹底調査

みつばち
みつばち
こぐまさん、暗号資産(仮想通貨)って盗まれたりはしないの?
こぐま
こぐま
みつばちさん、日本でも暗号資産(仮想通貨)が盗まれてしまった事件は時々起きているんだよ。
みつばち
みつばち
えっそうなの?やっぱり暗号資産(仮想通貨)に投資するのは不安だなぁ。
こぐま
こぐま
そうだね。でもよーく事件を見てみると暗号資産(仮想通貨)が悪いわけではなくて、取引所などの管理が原因で盗難にあっていることがほとんどなんだ。
みつばち
みつばち
じゃあ安心安全な取引所を選ばないとダメだね。
こぐま
こぐま
そうだね。セキュリティがしっかりしている取引所を選ぶことは重要だね。
こぐま
こぐま
事件を起こしてしまった取引所も、それを経験にセキュリティレベルが非常に高くなっている取引所もあるから、現状をしっかり見極めるのが重要だよ。
みつばち
みつばち
ほんとう?それはしっかり見極めないとね。
こぐま
こぐま
ここでは過去に日本で発生してしまった暗号資産(仮想通貨)の事件を紹介するから、取引所を選ぶ際の参考にもしてみてね。

現在、人気を集めている暗号資産(仮想通貨)ですが、人気ゆえにそれを逆手にとった事件が後を立ちません。
縁遠くよくわからないという人のために今回は、日本で本当にあった暗号資産(仮想通貨)事件の概要からその後までを紹介します。
全ての事件は紹介できないので、大きく取り上げられたものを紹介したいと思います。また、その後どうなったのかも現時点でわかる状況を紹介します。

Contents

マウントゴックス(MTGOX)社「ビットコイン流出事件」

暗号資産(仮想通貨)が日本にも流通し出した頃には、世界中でビットコインが利用されておりなおかつ大きな事件になるようなことはありませんでした。
ですが、マウントゴックス社でビットコインの流出事件が起こり世界から注目を集めました。
マウントゴックス社は、世界の通貨の70%のビットコインを占めるほどの大きな取引所になり人気も注目も集めていましたが、2014年に事件となります。
持っていた巨額のビットコインと取引所を利用していた人の預かり金がサイバー攻撃により消失してしまったのです。これが、マウントゴックス事件と呼ばれるようになります。
マウントゴックス社は事実上経営破綻してしまい、大きな注目を集めました。

マウントゴックス事件の現在とは?

現在もなお裁判は続いています。自作自演なのではないかと注目を集めるところではありますが、今後どうなるのかと目が離せません。

コインチェック(CoinCheck)「ネム盗難事件」

2018年におこり、日本中に激震を走らせた事件といえば当時急速な人気を集めつつあった暗号資産(仮想通貨)「ネム(NEM)」の盗難事件ではないでしょうか。
巨額な金額だけあって警察もすぐに動き、不正アクセスなどを探るための対策がなされていました。
ただ、有名取引所のコインチェックでなぜ盗難事件が起こってしまったのか…紐解いていくとコインチェックの管理体制が悪かったことが明らかになりました。
ネムはオフライン管理が可能なほどセキュリティ面に優れた暗号資産(仮想通貨)です。ですが、コインチェックではあえてオンライン上で管理した上にシークレットキーの複数化(マルチシグ)を取り入れていませんでした。
そのため、ハッキングにあい盗難事件へと発展したとされています。

ネム盗難事件の現在とは?

コインチェックは事件後すぐに会見を開き、ネムを保有していた人に大して返金処理をすることを発表し、2018年4月6日に補償が完了したことを発表しました。
そして気になる犯人ですが、現在も捕まっていません。盗んだネムは相場よりも安い金額で取引した上に、複数の口座にすでに換金が終了しています。
また、送金されている口座が特定できたとしても犯行に使われただけの可能性もあり、捜索は難航しているようです。

ビットポイント(BitPont)「5種類の暗号資産(仮想通貨)流出事件」

見えない通貨だけあり、セキュリティ面でも様々なことが期待されている暗号資産(仮想通貨)ですが、期待されている最中2019年の7月に起こり日本でも驚かれたのだビットポイントからの暗号資産(仮想通貨)流出事件です。
人気の暗号資産(仮想通貨)「ビットコイン」「イーサリアム」「リップル」「ビットコインキャッシュ」「ライトコイン」の合計約30億円が流出し、取引停止を余儀なくされました。
主な原因としては、外部からのハッキングによる流出だとされていますが、現在も詳しい原因はわかっておらず、捜査は難航を極めているようです。 

5種類の暗号資産(仮想通貨)流出事件の現在とは?

ビットポイントは流出し盗難されてしまった暗号資産(仮想通貨)に関しては、補償すると発表しています。
取引の停止を余儀なくされていたビットポイントですが、事件から1ヶ月後の8月には取引を再開させています。
ですが、現在までに事件の詳細などはまだわかっておらず、なぜ流出してしまったのかという点についても捜索中のようです。
新しい情報が入り次第、またニュースになることは間違いないでしょう。

福島県内女性「2,500万円相当のリップル流出事件」

2018年の2月に起こり取引所ではなく個人に焦点をあてた事件として注目を集めたものといえば「リップルの流出事件」ではないでしょうか。
福島県内に住んでいる女性のリップルが不正に送金されていた事件で、暗号資産(仮想通貨)の保管方法やセキュリティー面の向上に注目が集められました。
なぜ、女性の保持していた2,500万円相当のリップルが流出してしまったのか、警察はすぐに捜査に取り掛かりましたが現在でもわかっていません。

リップル流出事件の現在とは?

リップルが不正に送金されてしまった事件で、悪意あるハッキングとみて捜査が続けられていますが、現在のところ犯人は捕まっていません。
また、ハッキングとみているだけでなぜリップルが流出してしまったのかなど、はっきりとした経緯もまだ明らかになっていないのが現状です。
女性のリップルの保管方法や、セキュリティー面などにも着目した捜査が行われています。

なぜ起こる?日本での暗号資産(仮想通貨)事件

暗号資産(仮想通貨)は、所持している情報などはウォレットとシークレットキーを連動させることでその安全性を高めています。
ですが「ウォレット情報」「シークレットキー」が誰かに知られてしまうようなことがあると、暗号資産(仮想通貨)が流出したり、盗難にあってしまう原因になるといえます。
情報を知られないために取引所は最新の注意をはらっていますが、それでもなお悪意ある犯行は続けられています。
特に、取引所の名前を装ったメールには注意しましょう。錯乱させられた結果、ウォレット情報とシークレットキーを入力してしまい流出に繋がるケースも少なくないようです。
暗号資産(仮想通貨)を保持している人はその保管方法に細心の注意をはらうようにしてください。

さいごに

暗号資産(仮想通貨)が普及し、利便性が高まったことでよりたくさんの人が暗号資産(仮想通貨)取引に参加する様になりました。
安全な取引を行ってもらうために、取引所では様々な対策がとられていますが、現在もなお事件は起こっているのが現状です。
暗号資産(仮想通貨)は見えませんが、大事な資産です。ですので、管理方法についてしっかりと考え直すのも事件にあわない方法といえるでしょう。
ただ、すべて暗号資産(仮想通貨)自体に重大なセキュリティの問題があるわけではなく、すべて管理方法の脆弱性をつかれてハッキングにあい事件に発展しています。
こういった点においても暗号資産(仮想通貨)自体はとても優れている通貨と言えるでしょう。

結論!
  • 日本でも暗号資産(仮想通貨)事件は起こっている
  • 暗号資産(仮想通貨)に注目が集まったことでより悪質な事件が起こる可能性もある
  • 暗号資産(仮想通貨)は大事な資産、管理方法の見直しが大切
  • 暗号資産(仮想通貨)自体に問題はない

事件に遭わないためにも、自分の身を守るという意味でも、適当な取引所は選ばないことをおすすめします。

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