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イーサリアムクラッシックの基本情報
コイン名称 | ethereum-classic |
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価格 | coin_price |
時価総額 | market_cap |
時価総額ランキング | market_cap_rank |
現在供給量 | total_supply |
総供給量 | total_supply |
データ最終更新日時 | total_supply |
公式ホームページ | https://ethereumclassic.github.io |
ホワイトペーパー | https://ethereumclassic.github.io/assets/etc-thesis.pdf |
https://twitter.com/eth_classic |
イーサリアムクラシックの生い立ち
イーサリアムクラシック(ETC)は、その名の通りイーサリアムからハードフォークしてできた新しい暗号資産(仮想通貨)です。
その生い立ちはあまりハッピーなものではなく「DAO事件」というハッキングが誕生のきっかけになっています。
イーサリアムのプラットフォームは誰でも参加できるようになっています、その脆弱性を狙って「DAO」を不正に送金しただけでなく日本円にして60億円以上のイーサリアムも盗難被害にあっています。
そのため、イーサリアムよりも安全性を高めたコインを作ろうとして発行されたのが、このイーサリアムクラシックです。
イーサリアムクラシックの特徴
- かなり強化された非中央集権思考
- 機能はイーサリアムに劣らない
- コンセンサスアルゴリズムはPoWを使用
より安全面に配慮されて開発された、イーサリアムクラシックの特徴を紹介していきましょう。
特徴①かなり強化された非中央集権思考
イーサリアムは非中央集権思考を元に作成されています。そのイーサリアムにクラシックとつけていることから、よりその部分を前に出した作りにしたいということがわかります。
イーサリアムの本来の姿といっても過言ではありませんが、中央集権的な考え方をより排除したコインになっています。
特徴②機能がイーサリアムに劣ることはない
イーサリアムクラシックがどれだけ安全でも、その機能に問題があるのであれば利用する人は少ないでしょう。
ですが、イーサリアムクラシックがイーサリアムに機能面で劣ることはありません。
オリジナルブロックチェーンを引き継いでいることもそうですが、イーサリアムと同様にスマートコントラクトも導入されています。
イーサリアムよりもより安全に、そして機能面でも劣ることがない暗号資産(仮想通貨)と言っても過言ではないでしょう。
特徴③コンセンサスアルゴリズムはPoWを使用
イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムにはPoSを導入することが検討されていますが、イーサリアムクラシックではその予定はないようです。
PoWを使用することが決まっており、これ以上に良いコンセンサスアルゴリズムが出れば採用されるかもしれません。
イーサリアムクラシックの将来性
イーサリアムクラシックは、リップルと構造が似ているということで上場した当初から注目を集めていました。そんなイーサリアムクラシックに将来性はあるのでしょうか。
現状からわかる将来性をチェックしていきましょう。
サイドチェーンの実装
イーサリアムクラシックはより高い技術の提供のためにサイドチェーンが実装されています。
サイドチェーンがあることにより、複数のブロックチェーン上での処理が可能となりますので、これまで以上の処理能力が期待できます。
ブロックチェーン上の遅延でイライラすることなく取引を行っていきたいという人にはおすすめの暗号資産(仮想通貨)といえるでしょう。
ディフィカルボムを除去
イーサリアムクラシックは、2018年にディフィカルボム(マイニングの難易度調節機能)を除去しました。
イーサリアムクラシックからディフィカルボムを除去したことで、マイニングにより利益がでないという状況を改善しています。
新しいコインの発行が行われたというわけではないのですが、既存のコイン中のマイニングが整備されたことでより機能性が向上したといえるでしょう。
キャッシュレス決済として利用される
イーサリアムクラシックはIoT分野で活躍するのではないかと期待されています。
処理する速度が早いので遅延することがなく、キャッシュレス決済として利用されるのではないかと期待をよせられています。