暗号資産(仮想通貨)はとても気軽で初心者でも取り扱い可能なことから参入する人が増えてきています。
ですが、人気が高まると共にハッキングや盗難などの事件も増えてきました。暗号資産(仮想通貨)は大切な資産ですので、自分で守ることも大切です。
ただ、どの様に守ればよいのかわからずハッキングなどの脅威が気になりなかなか一歩を踏み出せない人もいると思いますので、今回は暗号資産(仮想通貨)のセキュリティ事情や資産を守る方法などを紹介します。
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暗号資産(仮想通貨)にセキュリティが必要な理由とは?
ものとして見ることができない暗号資産(仮想通貨)に、セキュリティって本当に必要なのかと疑問を抱いている人もいるでしょう。
結論からいえば、暗号資産(仮想通貨)を取り扱うのであればセキュリティ対策は絶対に必要です。
それでは必要な理由を1つずつ紹介していきます。
セキュリティが必要な理由①暗号資産(仮想通貨)はデータ
暗号資産(仮想通貨)は国境を気にすることなく送金できるため、世界中から注目を集めていますが、世界的に利用されている紙幣や硬貨とは大きな違いがあります。
それは、形が目に見えないことです。暗号資産(仮想通貨)はデータ上での通貨ですので、当然口座もデータ上のものです。
つまり、ハッキングなどされてしまうと不正送金や勝手に利用されるリスクに晒されます。
大きくニュースで取り上げられたものでいえば、マウントゴックス事件やNEMの流出事件などがあります。
自分の暗号資産(仮想通貨)データを守るために、セキュリティ対策が必要なのです。
セキュリティが必要な理由②大切な資産だから
暗号資産(仮想通貨)は投資目的で利用している人が多く「資産」というイメージが欠如しがちですが、通帳にお金を入れているのと同じです。
通帳は自分のわかるかつ安全な場所にしっかりと保管していると思いますが、暗号資産(仮想通貨)もそれと同じ様に安全に保管する必要があります。
大切な資産を守るために、そして運用する際も安全に運用できる様にセキュリティの導入は重要なポイントになります。
暗号資産(仮想通貨)のセキュリティを高める方法7選
大事な暗号資産(仮想通貨)ですが、データゆえに狙われやすいことがわかりました。そこで、少しでもセキュリティを高める方法を7つ紹介します。
- パスワードを複雑にし長くする
- パスワードの使い回しをしない
- 2段階認証を取り入れる
- セキュリティの信頼できる取引所を利用する
- 安全な回線の利用
- 自分のウォレットを使って管理する
- 同じ取引所に多額の資産を保管しない
それぞれの理由を1つずつ解説していきます。
パスワードを複雑にし長くする
数字の羅列や、自分の情報からわかってしまうようなものをパスワードに利用したり、短すぎるパスワードを利用したりするのはおすすめできません。
察知されやすいだけでなく、ハッキングされやすくなってしまいます。
ですので、暗号資産(仮想通貨)取引を行うのであればパスワードは長く複雑に作成するのがおすすめです。
自分でしっかりと覚えておく必要がありますが、それさえできれば少しでもハッキングのリスクを下げることができます。
パスワードの使い回しをしない
難しいパスワードにしたのはよいものの、自分がわからなくならないようにと他のパスワードと同じものにしている人もいるのではないでしょうか。
その場合、パソコンの情報に1つでもパスワードの情報が残っていたら、すぐにハッキングされてしまいます。
ですので、できるだけパスワードは使いまわさない様にしましょう。
2段階認証を取り入れる
ログインするときや、送金・受け取りをするときなどにパスワードを求められることがありますが、1段階でなく2段階にするのがおすすめです。
特に、ワンタイムパスワードを利用すれば専用アプリで管理するだけで簡単に2段階認証にできるのでスムーズな取引をしたい人にもおすすめです。
安心安全な取引所の利用
暗号資産(仮想通貨)は人気のため、たくさんの取引所がありますが、特にセキュリティに力を入れている取引所を選ぶのがおすすめです。
- BitFlyer
- GMOコイン
- DMMビットコイン
上記は人気で安全性も期待できる暗号資産(仮想通貨)取引所になっています。ですので、暗号資産(仮想通貨)の利用が初めての人にもおすすめです。
現在他の取引所で取引している人にもおすすめですので、安心安全な取引のために利用してみてください。
安全な回線の利用
様々なところでネットが利用できる様になりました。それにより公共のWi-Fiポイントも増えてきましたが、公共のWi-Fiはセキュリティ対策がなされていないものが多いです。
下手に無料の回線を利用して資産の情報を流してしまうくらいなら、自分で契約した安全性の高いWi-Fiを使って資産管理をするのがおすすめです。
自分のウォレットを使って管理する
暗号資産(仮想通貨)を保管する方法は大きく分けて2つあります。
- ホットウォレット
- コールドウォレット
ネットを必要とするウォレットがホットウォレットで、ネットから離れて利用できるウォレットがコールドウォレットです。
コールドウォレットならオフラインでパスワードなどを一括管理するので、ハッキングのリスクも当然低くなるのでおすすめです。
同じ取引所に多額の資産を保管しない
これまでに起こった暗号資産(仮想通貨)事件の多くは、取引所を狙ったものですがやはり人気の高い取引所が狙われています。
人気と注目があるからといって巨額の資金を入れたままにしていると、突然全てなくなってしまったなんてこともあるので注意しましょう。
そういったことから、1つの取引所だけに保管するのではなくある程度分散させて資金を管理するのがおすすめです。
さいごに
見えない暗号資産(仮想通貨)だからこそ、セキュリティを高めてあげることで、安心安全な取引を行うことができます。
また、保管している間も安心していられる状態を作ることができるので、資産管理・運用もスムーズです。
セキュリティ対策を行いストレスフリーで暗号資産(仮想通貨)取引を楽しみましょう。